写真加工はどこまで許される?-家探し?なんでネットを使わないの!
http://blog.smatch.jp/netie/archive/192
ネット時代になり、デジタル画像を見て物件を調べるのが当たり前となりました。だからこそ、こういった「物件画像の加工」に対し、今後何らかのルールを定めることが必要になるのではないかと思います
正直に申し上げて、物件写真のレタッチは得意技です。明るさや色調の補正は当たり前。電線や看板や落書きなんかは、スパッと消せます。室内の写真なんかは、レースカーテンを閉めて写真を撮り、レタッチでハイキーにしてやると、窓から日光がサンサンと差してる様に見えます。曇りの日の方がキレイに写りやすい。
でも、これ、やっぱりよくないですね。
不動産公正取引協議会連合会−不動産の表示に関する公正競争規約−
http://www.sfkoutori.or.jp/rengo_kai/kiyak/h_kiyak.html#008
〔写真・絵図〕
(42) モデル・ルーム又は写真、コンピュータグラフィックス、見取図、完成図若しくは完成予想図による表示であって、物件の規模、形状、構造等について、実際のものよりも優良であると誤認されるおそれのある表示
(43) 物件からの眺望若しくは景観又は物件を中心とした眺望若しくは景観を示す写真、絵図又はコンピュータグラフィックスによる表示であって、事実に相違する表示又は実際のものよりも優良であると誤認されるおそれのある表示
首都圏不動産公正取引協議会−相談事例 不当表示の禁止−
http://www.sfkoutori.or.jp/jirei/hyouji/hutouhyouji.html#002
3.海沿いにある新築分譲マンションを販売に際し、見栄えをよくするために外国の有名リゾート地の海岸の写真とマンションの完成予想図を合成して広告に掲載することは表示規約上問題があるでしょうか。
お尋ねの広告は、物件の周囲の環境について、実際のものよりも著しく優良なものであると誤認されるおそれのある不当な表示に該当します。
などの規約はありますが、現在のところ、電線を消すレタッチなどは規制対象ではないようです。
とは言え、その辺りの施行規則を作っているということを噂で聞いた事があります。やはり、規制の方向に向かうと思います。