ちょっと怯えている営業さんもいるんじゃないかな。
現在は海外旅行などで買った紙巻きたばこやウイスキーなどを日本に持ち込む場合、消費税はかからない。だがこれはあくまでも特例措置。仮に改正案が通らなければ消費税5%(たばこは200本超、ウイスキー4本以上の場合)がかかる。たばこの場合は現在1本当たり7円のたばこ税も1円弱上がる。ただし酒税は1リットル当たり100円下がる。
日本経済新聞
租税特措法が通らないと、この3月で期限が切れる時限付き措置が、全て本則に戻されます。
不動産の場合は、土地にかかる登録免許税が1%から2%と倍になります。
例えば、2000万円の土地であれば、たぶん15〜6万円ぐらい違ってきてしまうのでは*1。まあ、総額から比べると微々たるモノですが、それなりの家電を更新できる金額なので不満に思う顧客もいるでしょうね。
3月中決済の予定だった契約を引き伸ばしてしまったりすると、「あんたがモタモタやってるから税金が増えたじゃないか。その分負担しろ」とか、言われかねないですよね。手数料引きとかになれば、給料にも響きます。くわばらくわばら。
私ですか?
私は「ひょっとして通過しないかも」と思っていたので、ここ3ヶ月ぐらいの諸費用計算書は全て本則2%で計算して顧客に渡してますよ。何か言われたら「計算書の通りじゃないですか」とやるつもりです。先読み大正解。
まあ、たぶん政治家の皆様がガソリン税の部分を削除して改正案を通してくれるもののと信じていますけどね。
*1:固定資産税評価額を基準にするので、買った金額とは違います