不動産屋のラノベ読み

不動産売買営業だけどガチガチの賃貸派の人のブログ

「掘り出し物件」はあなたの心の中にある

 
 業界の先輩に振られたので、ガチで書こうかと思いますw
 

てことで、まっとうなお話はid:Lhankor_Mhyさんやid:momomubiさんが書いてくれると信じてます><

両氏、無茶ブリしてサーセン

『掘り出し物件のうまい見つけ方』か - 唸って踊れる千三つ屋

 
 まず、「掘り出し物件」とは何ぞやという話からですが。
 基本的に、相場より安い物件が掘り出し物件、という認識でしょう。
 では、例えば自殺などの事故があった物件で格安なのは、掘り出し物件でしょうか。縁起を担がない人にとっては明らかに相場より安い物件ですので掘り出し物件でしょう。しかしながら、そういった事を気にする人にとっては安いなりの理由があるのでそうではないでしょう。
 例えば、日当たりが悪くて安い物件があったとします。これは掘り出し物件でしょうか。私、以前住んでいた物件がそうでしたが、昼間に部屋にいる事がほとんどないので全然気になりませんでした。お得な物件だったと思います。つか、そもそも、日当たりを理解してない人が多すぎる。南向き中部屋よりも北東角部屋の方が全然明るいとか、そもそもベランダのひさしが1mでてたら角度的に南中時の日光が部屋に差し込むわけないじゃん、まだ縁側があった時代の常識を捨てられませんか、みたいな。
 
 えーと。
 
 そうそう、そういうわけで、掘り出し物件とはその人がどんな部屋を求めているかによるんです。つまり、「いい部屋があれば引っ越したいんですけど」とか言ってる人のところには掘り出し物件は絶対やって来ません。不動産屋と会話したくないから黙ってる、というならまだしも、「自分でどういう部屋を探しているか分からない」という人は絶望的です。
 
 
 
 でも、不動産投資をやる人にとっては、掘り出し物件はあります。収益という絶対軸で計れますので。
 

追記

 ↓つづきを書きました。
http://d.hatena.ne.jp/Lhankor_Mhy/20080726/1217059829