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不動産屋のラノベ読み

不動産売買営業だけどガチガチの賃貸派の人のブログ

「ネット情報で部屋は探せる件」

 

 ポータルサイト掲載情報のネット経由の集客成約率は「驚くほど低い」のです。
(ほぼ、「ほとんどが閲覧目的である」と言い切って間違いありません。retourの資料情報公開も「情報提供サービス的意味」となっていて、掲載物件が指名で内見となって契約のケースはひょっとすると過去に一度も無いぐらいレアケースです。) ザックリとした数字ですが、ポータルサイトネット情報からの集客の成約率は「1割を切ります」。

「ネット情報で部屋は探せない件」: 住まいの心理学(retour&kagewari)

 
低すぎるなあ……
 
RSC〜不動産情報サイト事業者連絡協議会
こちらが毎年やってるアンケートによると、賃貸の問い合わせ客の動向はこんな感じです。
 

問い合わせをした(100%)
 ↓
その内、問い合わせをした不動産屋に来店をした(75.9%)
 ↓
その内、問い合わせをした不動産屋で契約した(64.7%)

ということで、不動産検索サイト経由で問い合わせした顧客が契約に至る割合は、およそ49.1%です。
ただし、複数の不動産屋を回る人もいて、その数は平均2.1社ですから、単純計算で行くと23.3%が賃貸ネット問い合わせの平均的な成約率ってことになるかと思います。
 
まあ、不動産検索サイトの協議会がやってるアンケートなんで数字の信頼性には多少疑問符がつくものの、「ネット客は2割以上決めたい。3割やったら上出来」みたいな賃貸営業の感覚としてもそんなにかい離してない感じがしますね。サイトを見ていただくと察していただけるかと思うんですが、たぶん、顧客にがっつりコンサルする「retour東京」さんが特殊なんでしょう。
 
正直、2月の繁忙期とかだと、いかに効率よく客を回すか、みたいなので売上変わってくるんで、なるたけ案内をしたくないというか、ネットで候補を1件に絞り込んでから来店してくれるのが理想っちゃー理想なんですよ。もちろん、集客目的で物件載せてはいるんですけど、最近の顧客は分かってらっしゃるというか来店後に「あの物件決まっちゃいました」を繰り返してると競争も激しいんでヨソにいっちゃいますし、おとり物件で釣ってもう一度初めからカウンターで物件探しして5,6件案内みたいな古典的な営業方法ってーのも無駄っちゃー無駄なんすよねー。それなら決め物件載せといて1発来店1発成約狙ったほうが楽だと思います。つーか、釣りのためだけならあんな必死こいて他社物を数集めて載せる必要ないじゃないですか。