業界の先輩であるid:itarumurayamaさんが、こんな記事を*1。
東洋経済の記事で「流山市が若年人口流入のため、市長が旗振りして地域ブランディングしている」
流山市若年人口流入は市役所じゃなくTXのおかげ
という記事があり、「これは凄い」的コメントがはてブやツイッターで溢れてた。
不動産屋の自分から言わせれば、流山市の人口流入の99%はTX開業で説明が付く話であり、
それを市長の手柄にするような記事はチャンチャラおかしい。
面白い、と思いましたし、自分の感覚とも合います。ただ、TX開業は大きかったと思いますが、それでも流山市のブランドイメージはここ5,6年で上がったと思いますので、その効果もあるのではないかと思いました。
で、実際のところはどうなんだろう、と調べてみました。
TX乗車人員伸び率
そういうわけで、TX乗車人員の伸び率を見てみたいと思います。
分かりやすくするために、グラフでは南流山・流山セントラルパーク・流山おおたかの森の3駅を赤で表記しています。
一応、順位を発表しておきますね。
1位:研究学園(つくば市)
TX開業時には一面のすすき野原で「荒地」以外に表現のしようがなかった地域ですが、イーアスつくばなどの商業施設オープンとつくば市役所移転で、大きく発展しました。
それでも、車社会のつくば市ですから絶対的な乗車人員はおおたかの森の1/6程度です。
人口伸び率
そういうわけで、自治体人口伸び率を見てみたいと思います。*2
人口伸び率 | |
つくば市 | 107.0% |
つくばみらい市 | 110.5% |
守谷市 | 116.3% |
柏市 | 106.1% |
流山市 | 107.4% |
三郷市 | 102.4% |
八潮市 | 109.9% |
結論
茨城大勝利……!
あれ?なんの話でしたっけ?