不動産屋のラノベ読み

不動産売買営業だけどガチガチの賃貸派の人のブログ

不動産屋が「せんみつや」と呼ばれる理由

 
 不動産の別名に「せんみつや」というのがあるんですけど、これ、なんでそう呼ばれてるかご存知ですか
 漢字で書くと「千三屋」なんですけど、これは1000分の3って意味なんです。
 
 じゃ、なにが3/1000なのかというとですね。*1
 
 物件価格に3/1000をかけると、35年ローン金利1.4%の月額支払い額が概算できるんです。
 不動産屋が3000万円の物件を案内してるときに「3000を1000で割って3をかけると9だな」と暗算して「お客様、今の家賃いくらですか? 10万円? いやーもったいない!今は金利が安いですからこの物件でしたら月々9万円で買えますよ? 頭金を貯める? 1年後に金利が1%上がったらそれだけで2〜300万円違いますよ! 貯蓄してる間に金利上がったらムダな努力じゃないですか!」という営業をかけるので「せんみつや」と呼ばれるようになったのです。ウソですけど*2
 
 
 
 本当の理由は「唸って踊れる千三つ屋」さんに聞くのがいいと思います。*3
 
 
 
 
 
 蛇足ですが。

  • 「せんよつ」だと30年2.6%の月額
  • 「せんいつつ」だと25年3.5%の月額

 ですので、何かの速算にでも使ったらいいと思います。あまり使い道がない豆知識でした。

*1:以後、ネタです

*2:本当にウソです

*3:ムチャ振りです