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不動産屋のラノベ読み

不動産売買営業だけどガチガチの賃貸派の人のブログ

2015年に読んだ、おすすめしたいラノベ6本

 たまにはラノベの話でも書こうかな、と思いまして、今年を振り返って、面白かったのでおすすめをしたいラノベを挙げようと思いました。
 まあ、最近、大して読んでないんですけどね。
 
 

狼と香辛料」で「仕事と女性のどちらをとるかで悩む男性」をあざやかに描き切り、「マグダラで眠れ」で「仕事と女性のどちらをとるかで悩む男性」を描く新境地を見せる作者が、月面都市のなかで「仕事と女性のどちらをとるかで悩む男性」を描いた経済小説です。
 
 どっちにしろ女をとるんですけどね。
 
 特に3巻はわれわれ不動産屋になじみの深い題材でしたので、特に同業者の人におすすめしておきます。これに限らず支倉の作品を読むと、なんか「ああ、俺も金稼がないとなあ」とか思ってしまうんですよねー。そういうところが好き。
 
 
紅霞後宮物語 (富士見L文庫)

紅霞後宮物語 (富士見L文庫)

 権力闘争とかその辺を描いた架空歴史物です。
 
「女将軍が後宮に」みたいなアオリを読んで「あーはいはいプリティウーマンね」と思って読み始めましたが、いやいや、全然アレです。よい意味で裏切られました。「チャングム」に近いと言えば近い気がしますが、なんか違う気もします。
 主人公、後宮に入ったのに皇帝と子作りを致しておらず、だけど心は通じ合ってるように見えて、しかしながら好き合っているのとはまた違う、という感じで、登場人物たちの「まっすぐに屈折してる」感が素敵。
 心配なのは、こういうタイプの作品は続巻で人物を掘り下げすぎて軽さが失われることがあるんですが、2巻を読んだ限りでは今のところよさげなバランスでやってますね。
 
 今回挙げる作品の中では一番肌色成分が少ない作品ですので、そういう意味でも女性におすすめしたいですね。
 
  後宮を舞台に、医薬の知識で謎解きをするミステリ系ラノベです。
 
 なろう系では一番面白いかなー、と思うんですが、4巻はなんというか「普通」になってましたね。コンセプト離れしてきたというか、いいことでもあるし悪いことでもあるし…… 難しいところですけど、やはり面白いは面白かったですよ。
 
 なろう系嫌いの人におすすめします。あと、これも肌色成分低めなので女性にも。
 
 
アリス・イン・カレイドスピア 1 (星海社FICTIONS)

アリス・イン・カレイドスピア 1 (星海社FICTIONS)

 なんでしょうね、これ。哲学ラノベ……?
 
 はてなでなぜか有名な「幻想再帰のアリュージョニスト」の最近先生メジャーデビュー作。これ続巻出るのかなあ……?
 評価が割れる作品だと思います。しかも割れ方が普通じゃなくて「軽すぎて面白くない」「重すぎて面白くない」「意味分からなすぎて面白くない」「分かりやすすぎて面白くない」と両面からの批判を受ける作品かと。なんていうんでしょうね、上手く言えないけど「駄作との境界線上を攻めすぎた作品」みたいな? 面白い人には面白いし、そうでない人にはクソ、という感じですね。
 私は面白かったです。
 
 川上稔とか古橋秀之が好きな人はチャレンジしてもいいかも。
 
  真っ当な架空戦記物です。ただ、主人公がハーレム属性とラッキースケベ属性を持っていますので肌色成分高めです。
 
 シリーズの最初の方は、主人公の弓が強すぎて、小勢で大軍に立ち向かう状況でも敵将を射殺して逆転勝利、みたいなシチュエーションがあって、「なんか飽きそうだなあ」と思っていたのですが、さすがにチート性能すぎてNerfされたので一軍の将を務めるようになってからほいほい前線に出るわけにもいかず、戦場で武勇を発揮するシーンが少なくなってきました。
 俺TUEEEEな人には面白くないかもしれませんが、苦戦や敗北もするようになってきた最近の巻の方が断然面白いです。
 
 アルスラーン戦記とか好きな人にはおすすめかも。
 
 
異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)

異世界食堂 1 (ヒーロー文庫)

 フード版「テルマエ・ロマエ」です。
 
 なろう系ですね。技術力の差を背景に俺TUEEEEする(ただし文化的に)、という意味では正統派のなろう系かもしれません。
 とにかく飯を食うシーンばかりの作品で、とにかく読んでて腹が減ります。
 読んでいくと、われわれの食文化は物流と科学技術に支えられているんだなあ、ということがしみじみ感じられる作品です。
 
 全方位的におすすめ。