不動産営業全体を「顧客満足と成績」という切り口で分類するなら、せめて明確な2軸「不動産知識 × 営業力」で分類すべきだ。
「あまり語られない不動産屋の真実」の記事*1を読んで、我慢できずに自分で作ってみた。
「不動産知識」(不動産関係の総合的なスキル。コンサル力とも言える。以下『知識』)
「営業力」(契約への欲求の強さ。仕入れへの欲求は含まない。以下『営業』)
の2軸の高中低で分類してみたのが、下の9種類。
【トップセールス系】 (知識も営業力も豊富)
■不動産の狩人: 知識高、営業高 ※不動産の完璧超人。会社がほっとかないし、固定給では満足出来ない。でも管理職として有能であるとは限らない。
■両手契約獣: 知識中、営業高 ※両手契約充かつガツガツ系。なぜか手数料以外の収入も多い。借金持ちの業界デビューもこうなる。金銭欲がやたら強い。
■誠実系トップセールス: 知識高、営業中 ※長いお付き合いをするならオススメ。サラリーマン大家に一番モテるタイプ。抜き行為もたまにする。
【案内充系】 (賃貸売買共に見込み客は多い。クロージングは受身)
■オシャレ物件系: 知識高、営業低 ※リノベーション物件営業に多い。カフェや古民家風居酒屋にコンバージョンなどして遊ぶ。価値観が合う顧客と付き合う。
■ノーマルさん: 知識中、営業中 ※いわゆる一般人。賃貸売買共にほどほど顧客がいて、普通に案内している。
■地味め物件系: 知識中、営業低 ※人畜無害のおとなしい営業。身の程を知ってる顧客を案内するのが一番楽しい。へんな物件をすすめられる心配なし。
【クビ寸前系】 (契約が少ない。見込み客も少ない)
■哀しき野獣: 知識低、営業高 ※金銭欲が強いのに契約できない。宅建主任者を持ってないタイプ。5問免除で合格して両手契約獣に脱皮する人も。
■普通にクビ候補: 知識低、営業中 ※契約以前に反響が欲しい。少しは努力してるけど契約できない。ネット上に多く生息。
■枯れてる不動産屋: 知識低、営業低 ※クレーム対応をこじらせてもう営業は諦めた。完璧に物件集めだけに生きることにした人、のように見えて裏では大きい仕事をしている人もいるのでこの業界は油断ならない。
それぞれへの攻略術なんかあるわけないです。ネタですよ、ネタ。
ネタ元:http://anond.hatelabo.jp/20100809145302
*1:そんな記事はありません。ネタです。