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不動産屋のラノベ読み

不動産売買営業だけどガチガチの賃貸派の人のブログ

アグリベンチャーにお金をばら撒け

雑談

 
 ↓わりと前からこういうこと考えていましたが。
 

@lovalotta 本気で自給率を上げるなら、法人による農地取得の法制化だと思う。

lhankor_mhy on Twitter: "@lovalotta 本気で自給率を上げるなら、法人による農地取得の法制化だと思う。"

麻生さんがばら撒こうとしているお金を、アグリベンチャーに投資すればいい、という思いつき。

lhankor_mhy on Twitter: "麻生さんがばら撒こうとしているお金を、アグリベンチャーに投資すればいい、という思いつき。"

 
 ↑なことをついったで書いていたら、Thscさんのブログで知ったんですけど、タイムリーに農地法改正がありそうなんですね。

改正案はだいたいこんな感じか。


・農地の賃借条件を緩和

 今までは、個人には農業経験や農地への距離で制約があり、企業には「耕作放棄地に限って」「相当程度存在する地域のみ」認める制約があった。改正案では、賃借については個人・農業法人・企業で差をつけない。企業が優良農地を賃借することもできる。所有については現状通り企業の所有不可。

 また、農業法人の設立条件も緩和。資金、役員などで農業従事者が主導権握らなきゃいけない制約を撤廃する模様。

http://d.hatena.ne.jp/Thsc/20081204/p1

 現在の農地法によると、農地を所有できる農業生産法人の条件が結構厳しいらしいです。おおざっぱにIT産業に例えて言うと「株主と役員と社員のほとんどがプログラマじゃないといけない」みたいな条件です。こういう例えによる言い換えは良くないだろうけど、なんか部外者からするとアホらしい制限に見えますよね。

□ 法人名称: 『株式会社 セブンファーム富里』
□ 所 在 地: 千葉県富里市立沢新田字谷津台82番地141
□ 設 立 日: 2008年8月23日(土)
□ 代 表 者: 代表取締役 戸井和久
(兼 ?イトーヨーカ堂青果部シニアマーチャンダイザー
□ 出資比率: JA富里市組合員80%・JA富里市10%・イトーヨーカ堂10%

http://www.socialecoo.jp/attention/archives/2008/09/30/entry278.html

 セブン&アイが作った農業生産法人ヨーカ堂は10%の出資ですけど、おそらくその辺の関係でその割合なんでしょうね。
 
 つか、賃借の制限外すならもう所有も認めてもいいと思うけどなあ。
 農業の将来の事を考えると、農地の所有者を保護するよりも生産者を保護する方がいいように思えます、いろいろ難しいところがあるんだろうけど。
 

どうせ財政出動するなら形の残るところへ

 それはともかく。
 この法改正で、法人で大規模農業やろうっていうアグリベンチャーが出てきそうな気がします。で、麻生さんのばら撒きをやめて、そこに融資しちゃえばいいのにと思いました。
 
 良さそうな点

  • ベンチャーに融資するので、家計にばら撒くより確実に使ってくれそう。
  • 産業振興になるので、経済を活性化しそう。
  • 新たな雇用を創出しそう。
  • 農業の効率化が図られるので、自給率が改善しそう。
  • 農地が集約するので、農家集落が減りコンパクトシティに貢献しそう。
  • 農地の賃借権が市場に流通するので、経済を活性化しそう。
  • それを仲介すれば不動産屋が儲かりそう。

 
 悪そうな点

  • 低所得者層に手厚くないという批判がありそう。
  • 農業生産法人の認定について利権が生まれそう。
  • 産業創出に失敗すると、お金を捨てたようなものになりそう。
  • そもそも、日本で集約農業をやって海外と競争できるのか疑問がありそう。
  • たぶん農地賃借権が値上がりするので、脱法会社による農地賃借権の売買的な事が行われそう。
  • 農地法はややこしいので、たとえ不動産屋が仲介できても頭痛そう。