不動産屋のラノベ読み

不動産売買営業だけどガチガチの賃貸派の人のブログ

『職業差別だって!? ペッ!!』に疑問提起


 何だか、過激なエントリがあったので、ちょっと質問。


albinoalbinism - 職業差別だって!? ペッ!!
http://d.hatena.ne.jp/albinoalbinism/20070314/1173866055

程度の差はいろいろあれ、商品なんだから(通常の)人間扱いされないのは当然

  • 人間の一部の商品化が人間全体の商品化につながるのは何故か?
  • 商品だと人間扱いされないのは、自明なのか?
  • 性の商品化が、その他の人間の能力の商品化と差別されるのは何故か?

大抵の場合、その女性が娼婦である(あった)事が分かった途端、それまで彼女に抱いていた好意や尊敬の念とは別に、酷い奴になるとそれらを全て忘れてしまって、「カネを払えば誰とでも寝る女」と言った具合に彼女に対する見方が変わってしまう。

  • 「カネを払えば誰とでも寝る女」が否定的な印象をもつのは、社会的な文脈によるものなのか、アプリオリなものなのか?
  • アプリオリなものであるのならば、それは何故か?


 私の考えは以下の通り

  • 「性を商品化すると人格全体が商品化されたように扱われる」ことは社会的な文脈によるものである。
  • 「性の商品化が、知識の商品化や技術の商品化と差別される」ことは社会的な文脈によるものである。
  • 「『カネを払えば誰とでも寝る女』が否定的な印象をもつ」ことは社会的な文脈によるものである。


 つまり「『カネを払えば誰とでも寝る女』が尊敬の対象」である社会は、禁止されていないと思います。
 現在そうではないのは、イスラム教徒が豚を食べないことや、仏教徒が肉食をしないことや、かつて有色人種が白色人種より下に見られていたことと、大した違いはないです。
 要は、文化的差異、たまたまです。たぶん。