18歳までに結婚できないと魔女になるラノベ
30歳までに童貞だと魔法使いになれる、みたいなネタがありましたが。
そういうラノベがありました。
セールで買ったのですが、なかなか面白かったのでご紹介。

いきおくれ姫の選択 未婚の魔女にも明日はくる (コバルト文庫)
- 作者: 彩本和希,一花夜
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/08/31
- メディア: 文庫
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ここが好き
「今の世の規範どおりに魔力を捨てられる女もいれば、それができない女もいる。そして魔力を捨てられなかった女たちは、運よく捨てることのできた女たちや、魔力と関わりのない男たちに見下され、蔑まれることが当然だと自らを卑下して生きるようになるのです。」
それがどういうことかわかりますか、と問われたルーカスは、言葉を失ったままラティアを見つめた。静かな威厳をたたえたラティアは答えを期待していなかったのか、再び口をひらく。
「魔女たちは、自らがどんなに見下されようと、理不尽な目に遭おうと、それが当然なのだと受け入れてしまうんです。同じ魔女たちがどれほど嘆き、苦しんでいても、当たり前のものとして怒りや悲しみを鈍らせ、その痛みに慣れようとする」
(略)
「…………それでは、ただの奴隷だ」
重くのしかかる感情にルーカスはうなだれたまま、低くうめいた。その言葉が、サナティアや目の前のラティアを侮辱するものとわかっていても、止められなかった。 ラティアは表情を変えることもなく、静かにうなずく。
「ええ。私たち魔女は無意識のうちに、自らを奴隷に貶めている」
これ、女性問題を仮託して読む人が多いと思いますけど、男性だって同じで、「やらみそ」だからといって俯いて生きる必要はないし、自らを貶める必要はないわけです。
同時に、頭を押さえつけられ続けて顔を上げることができなくなった人たちに「下ばかり見てるからそうなるんだよ」などという言葉は発したくないな、などと思いました。
しっかりフラストレーションからのきっちりカタルシスがあって、なかなか爽快でした。
もうちょっとこういう作品読みたいな。
蛇足
なろう系は「願望充足の道具」みたいな批評を受けることがありますが、女性向けのラノベって「ガラスの天井」を突き破るような話が時々あって、なかなか興味深いですよ。
この前、男性向けのレーベルで、女性が「ガラスの天井」を破ろうとするラノベが出てて、なかなか新鮮でした。*1
これ、どの方面にウケるのかな……?

やがてうたわれる運命の、ぼくと殲姫の叛逆譚 (ファミ通文庫)
- 作者: 藍月要
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/05/30
- メディア: Kindle版
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*1:面白かった、とは言わない
GIGAZINEの借地の件は、誰が得をするのか?
gigazine.net
www.power1.co.jp
これの件。
casmさんが詳しい解説を書かれているので、ご参照いただくといいかと思います。
anond.hatelabo.jp
で。
既に地主は第三者と売買契約をしている様子ですが、不動産屋的には、これ、表に出ている地主側業者じゃなくて、買主は今ごろ何を考えているのかな、と思うわけです。
以下、不十分な情報による憶測です。おそらく実際には違う事情があるのだと思います。
なお、私は、宅地建物取引士とその上位資格の不動産コンサルティングマスター*1を持っていますが、法曹の資格を持っていないので、そのつもりで読んでください。
前提
仮に、地主の主張が全て正しく、
- 10年以上前に借地を合意解約しており、書面もある。
- 10年間以上、地代を受け取っていない。
とします。
普通に建物収去土地引渡命令が出るはず
書面が有効であれば合意解約されていることになり、借地権が存在しないです。
書面が無効であっても、10年以上地代を払わないなら、相当の期間を示して催告をした上で解除できるはずです。
建物にも誰も住んでいませんし、裁判をすれば普通に建物収去土地引渡命令が出て、強制執行で取り壊しができるでしょう。
なぜやらないのかな?
自力救済をすると、建物収去土地引渡命令が出なくなるかも
そういった状態ですが、現状のように勝手に壊してしまうことをすると、建物収去土地引渡命令が出なくなるかもしれません。
ちゃんと法的手続きを取れば(費用と期間はかかりますが)土地が戻ってくるのですから、これは地主にとって無用のリスクであるように思います。
移転登記は難しい
では、借地の合意解約があるのだから、それを登記原因として建物の所有権移転登記ができるかというと、それは難しいでしょう。
まず、10年以上前の解約合意書を建物所有権移転の登記原因情報にできるか、というと厳しい。
そして、登記義務者はGIGAZINE側にあるので、山崎恵人氏の承諾と実印が必要になります。これが絶望的でしょう。
「職権による滅失」ができれば、第三者への対抗要件を失わせることができる
詳細はcasmさんの記事を読んでいただければいいかと思いますが、建物登記を滅失してしまえば、地主から土地を買った新たな所有者に借地権を主張できなくなります。
これは、買主にとって大きなメリットでしょう。
第三者への対抗要件は、第三者への対抗要件である
ただ、あくまで第三者への対抗要件は第三者への対抗要件です。当事者間においては借地権を主張することができます。
なので、勝手に壊して「職権による滅失」をしても、地主はあまり恩恵を受けないのです。
売主ではなく、買主にとっていいことしかない
今回の一連の行動は、やっかいな借地関係から買主を隔離し「売買はもう終わってるので面倒ごとはそっちで解決してくださいね」と売主に丸投げしているように見えます。
これが地主単独で動いているなら、「ああ、地主さん素人判断で下手打ったね」で終わるのですが、借地に詳しそうな不動産屋が動いているということは……ねえ?
追記
あの土地を父が地主の彼女から買っていたということである。その証拠も出てきた。
keisui.com
おお。
本当にそうなら、買主が「地主を焚きつけて建物を取壊させた、つもりが、実は地主に二重売買に当て込まれていた」みたいなシナリオが読めなくもないですね。
いやあ、これだから不動産って楽しいですよねえ。
*1:問題は難しいけど、正解率6割ぐらいで受かるので合格率5割ぐらい。つーか、名前が怪しすぎるよね……
「過激すぎる表紙のラノベを置く場所を考えろ」は快不快の問題ではないどころか、エロの問題でさえない。
前回の記事とも関連しますが、
あの表紙が「女性を性的に消費する」ものだからこそ問題になっているのです。
blog.livedoor.jp
(略)
例えば、今回の問題であれば、過度に性的な意味づけをもって強調された表現は、女性をその人格ではなく男性の性欲を慰撫するものとしてしか認識せず、かつ本来女性は男性を慰撫するために存在するわけでもないのに、そうならない女性に価値がないと宣言するものです。(略)自分が人格ではなく物体として認識されていることをここまで明け透けに宣誓されれば、誰だって脅威を覚えるでしょう。
↑この件について書きます。
まず、大前提として『「女性を性的に消費する」こと自体は、悪いことではない』です。
もし、これが悪いことであるならば、それはすなわち「女性には自ら性的に消費される自由がない」ことを意味します。
女性自身が所有する性的価値を、自らの意思で利用することを禁じられる、ということです。わかりやすい例で言えば、女性から売春する自由を取り上げる、ことにつながります。
自由がない、ということは、自分ではない何者かに管理される、ということです。
たとえば、伝統的な社会では、未婚のうちは親に、結婚した後は夫によって管理されます。また、法律という形で国家が、公序良俗という形で社会が管理します。女性は、親・夫・国家・社会が許す範囲でのみ自らの性的価値を利用することができるのです。
「売春の自由など制限されるのが当たり前だろう」と言われるかもしれません。しかし、「性的に消費される自由」とはそのようなわかりやすいケースだけに表れるものではありません。
かつての日本では膝を見せることははしたないことでした。逆に言えば、女性が膝を見せて「性的価値を利用する」ことについて、抑圧があった、ということです。
もうお分かりかと思いますが。
ラノベの表紙がエロくなく、たとえば「黒髪ロングの貞淑そうな女性」ばかりだった場合、これはこれで「女性をその人格ではなく」貞淑さをもって評価する、という抑圧的なメッセージになります。*1
巨乳という記号が、貞淑という記号に差し替わっただけのことです。
エロくても、貞淑でも、性的に消費。
つまり、快不快の問題ではないどころか、エロの問題でさえないのです。
女性が自由に自身を利用することに対してどのような抑圧があるか、という問題になります。
ここで、女性は抑圧を受けてきた歴史的背景があります。そして現在でも女性差別などの抑圧を受けています。
そういった理由により、女性は社会的抑圧に弱いと考えられます。また抑圧的なメッセージが飽和することによって、実際に女性差別が強まるかもしれません。弱者に対する配慮として、一般の書店売りされているラノベの表紙についてある一定の規制や自制をすべき、という考え方には一定の理があると思います。ヘイトスピーチと同じ理屈ですね。
うかつなことを言うとフェミニストの方々に怒られてしまいますので、具体的な評価は避けますが、いずれにせよ、女性に対する抑圧という観点からは、「キモいから」「過激だから」などというふざけた理由で制限してはいけないのです。
リバタリアンならば、「そのような抑圧があると考え対処することに利益がある者が、なんらかの対処すればよい。それが多数派ならば公の場からは消えるはずだ」と言うのかもしれません。
リベラリストは、「表現の自由を制限しすぎるのは望ましくないので慎重であるべきだが、弱者保護のためにやむをえない範囲での制限は必要」と言うでしょう。
コミュニタリアンは、「一般の書店の目につく場所にそのような表現があることについて、社会的合意があるとは言えない」とか言うんでしょうか、よくわかりません。
保守には、「そのようなみだらな表現は公序良俗に反すると考えられてきた。これからもそうあるべき」と言ってほしいのですが、そうでもなさそうです。
みなさんはどうですか?
「表紙じゃなくてお前らがキモいんだよわかれよ」
togetter.com
↑これについて。
↓id:ohnosakiko さんがこのようなツイートをしていたので、
ラノベ表紙の萌え絵を「キモい」と誰かが言う時、「これを可愛い、エロいと感じる人がいる。そういう世界がある」ことも込みの「キモい」だ。身障者の身体を「キモい」と言ってしまうのとは全然文脈が違う。そういうことを考えもせず「萌え絵差別は身障者差別」とか言ってる人がいることに心底驚いた。
— 大野左紀子 (@anatatachi_ohno) 2018年9月11日
↓このように反応してみました。
「表紙じゃなくてお前らがキモいんだよわかれよ」」という正直な吐露、大変ありがたいが、これ、取り扱い注意だなあ。ゾーニングや表現規制は「個々のキモい表現物」が対象であって、「キモいコミュニティ」を対象としていないと思うんだ。 https://t.co/klmXy4vuwr
— lhankor_mhy (@lhankor_mhy) 2018年9月12日
コミュニティに対する憎悪表現を許容するなら、たとえばクィア表現に対して「表現物じゃなくてお前らクィアコミュニティがキモい」と言っても差別表現や、ヘイトスピーチにあたらないことにならないかな? この差異を明らかにしないとあやうい言説だと思う。丸呑みはできない。 https://t.co/IZNPSuGdjZ
— lhankor_mhy (@lhankor_mhy) 2018年9月12日
つまりまあ、「オタクはキモい」と言うのはセーフで、「ホモはキモい」と言うのはアウト、なのは何故か、を明示しないとね、ということ。
— lhankor_mhy (@lhankor_mhy) 2018年9月12日
推測するに「牛や豚は食っても絶滅しないが、鯨を好き放題食ったら絶滅するだろ」という論になると思う。要はアファーマティブアクションの一種。 https://t.co/wLI6iNvYrX
で、書き足りないのでブログで書き足します。
まず、ツイートにも書いたことですが、「お前らキモいわ」というのは憎悪表現であって、差別につながるものである、ということ。
当然、「オタクコミュニティがキモい」というのも十分に憎悪表現である、と言えます。
現実として「オタクキモい」は許容される傾向にあります。しかし一方、「ホモセクシャルキモい」などという表現は、私的な場ではまだまだ見られると思いますが、公の場でははばかられる状況です。
同じ憎悪表現なのに、どこに差異があるのでしょうか。
これには、ホモセクシャルが実際に差別されてきたという歴史背景があると思います。実際に差別がある状況で、その対象について憎悪表現をすることは差別を煽りやすい、ということかと思います。
もちろん、オタクコミュニティも全く差別されてこなかったわけではないのですが、現状として憎悪表現が差別につながる度合いを比較すると、オタクとホモセクシャルとでは差があると感じる人は多いかと思います。
ツイートにも「牛や豚は食っても絶滅しないが、鯨を好き放題食ったら絶滅するだろ」と書いたとおりかと思います。「お前の受けてる差別なんて他と比べたら大したことないよ」みたいなことを言うのは気が引けるのですが、「オタクは叩いてもたぶん死なないが、ホモセクシャルは叩くと死ぬかもしれない」ということですね。
一方で、ラノベのエロ表紙問題については別の側面もあり、エロ表現を公の場でするのは女性に対する抑圧になる、というものです。
この論が正しいかどうかの評価は避けますが、仮に正しいとした場合、エロ表紙を批判することによって女性差別が緩和される、ということもありえるのかもしれません。
「ラノベの表紙がキモい」=「ラノベ読者コミュニティはキモい」と表現すると女性差別が減る、という筋立てですね。
この論が正しいかどうかの評価は避けますが、仮に正しいとした場合、
- オタクコミュニティに憎悪表現を向けることにより煽られた差別
- それにより減る女性差別
をトレードしても、社会的には(または個人的に)プラスになる、という判断がありえるかもしれません。
言うまでもなく、これはそれぞれのコミュニティに対する評価によって判断が分かれるところです。件のシュナムル氏は後者を大きく評価する人であった、ということが言えると思います。
ところで、また別の視点もあるかと思います。
それは、効用最大化です。
先ほどの例のとおり、オタクに憎悪表現を向けることによって女性差別が減り社会的にプラスになるとして、しかし、それが最善なのか、ということです。
キモいと叩いてオタク憎悪を煽らなくても、女性に対する差別を減らす別の表現があるのであれば、そちらを用いた方がいいに決まっています。
「わかるけど、それ、キモいって言う必要あったの?」という批判が、特に叩かれている側からあるのは当然かと思います。
ただ、これは反差別の方々からは「トーンポリシング」として批判されているやり方です。
note.mu
yuhka-uno.hatenablog.com
「実際に差別を受けている人たちに、社会に対する効用・効率を求めるのは酷」という主張は説得力のあるものです。状況に応じて、分断を避けるために注意が必要でしょう。
そういうわけで、「表紙じゃなくてお前らがキモいんだよわかれよ」という言説に対し、これは危ういなあ、と思うわけです。
たぶん、id:ohnosakiko さんは憎悪表現ではなく時代感覚の問題として「キモい」を用い、なおかつ憎悪表現ととられかねないこともわかっててツイートしたのだと思います。
ただ、リツイートした人たちは、どうかな。
【2018年上期好きラノ】投票します。
lightnovel.jp
なんとなく目についたので。
それにしても、新刊読んでないなあ……

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)
- 作者: しめさば,ぶーた
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2018/03/01
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なんだこれ、「かわいい女子高生が家でご飯を作って待っててくれたらいいなあ」みたいなおっさんの妄想を書いただけじゃん。
そう思いながら読み進めていたんですが、いや、それだけじゃなかった。
「自分の正しいと思ったことをして、それを評価されたい」というおっさんの願望まで満たしてくれてる。すげえ。なんだこれ。
おっさん限定で絶賛おすすめです。
女性は読んではいけないです。おっさんの妄想読んでも気持ち悪いだけでしょ。
【18上期ラノベ投票/9784041064757】

大洗おもてなし会議(ミーティング) 四十七位の港町にて (マイナビ出版ファン文庫)
- 作者: 矢御あやせ
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2018/03/19
- メディア: Kindle版
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コミュ障女子が、よそ者のメガネ男子医師と、いろいろがんばる話。
タイトル「大洗おもてなし会議」はタイトル詐欺です。地元の商工会とかが額を集めて唸ってるような字面ですが、参加者は上記の二人。実質デートじゃないですか。
絶対タイトルつけ間違ってると思う。もう少しかっこつけるべき。
過疎っていく地元と、東日本大震災の津波被害と、屈折した地元愛と、コミュ障である自分への苛立ちと、みたいな話です。
でも、安心してください。テーマは重めですが、お話は軽く、ハッピーエンドです。
現実はそんなに都合よくはいかないけど、お話の中ぐらいはハッピーエンドがいいですよね。
私も大洗に親戚がいるなど、プライベートでも仕事でも大洗に行くことがあるので、ニヤッとするシーンもいくつかありました。ガルパンについても触れられていますが、商標の関係なのか、名前は伏せられていました。わたしの故郷である水戸市も、「龍のひげ」「薬王院」なんかが登場してしました。
大洗といえば、アクアワールド、まいわい市場、(故)大洗リゾートアウトレットモールだと思うのですが、この辺の話題が出なかったのはなんかあるのかな。
茨城に縁のある人に特におすすめ。逆に、素朴な話が嫌いな人には向いていないです。
【18上期ラノベ投票/9784839965105】

- 作者: うーぱー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
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文体には議論のあるところでしょうけれど、いわゆる「なろう系」に近い転生ものの変奏としてよくできてると思います。
ただ、まあ、文体のせいでちょっと盛り上がりに欠けたというか、ま、でもこれが味なわけで、うん。
【18上期ラノベ投票/9784048936118】

- 作者: 雪村花菜
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
- 発売日: 2018/06/15
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ここまで読むのがしんどいラノベは、ダブルブリッド以来かもしれない。面白いんだけど。
吐きそう。
【18上期ラノベ投票/9784040727486】

- 作者: 杉原智則,魔太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/05/10
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ほんと、主人公を二律背反な状況に追い込むの好きだよねえ。
ところで。
やっぱりレオ・アッティール伝は打ち切りなんでしょうか……?
これだけ面白い作品書いてる杉原先生が打ち切り連発されるの、全然納得できないんですが。
【18上期ラノベ投票/9784048938310】

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員III」
- 作者: 香月美夜,椎名優
- 出版社/メーカー: TOブックス
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いや、2部4巻以来で泣かされました。
【18上期ラノベ投票/9784864726863】

始まりの魔法使い 3 文字の時代 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 石之宮カント
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 富士見書房
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【18上期ラノベ投票/9784040725871】

- 作者: 西尾維新
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: 新書
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評価に悩む作品ですが、悲鳴伝は西尾維新のベストだと思うし、結構好きなシリーズなんだよなあ……
【18上期ラノベ投票/9784062991193】
記事をパクるマネーフィードに対抗するスクリプトを作成しました。
マネーフィード、という他人のブログの記事を無断転載しているサイトがあります。
id:A-BOUTさんに教えていただいて始めて知ったのですが、当ブログも被害にあっていました。
trick4pc.com
はてなブログのようなRSSを全文投稿するブログは簡単に記事を取得できますので、人力ではなく自動化してあるんだと思います。
というわけで、自動化してあるなら簡単にハックできるなと思い、そのようなスクリプトを書きましたところ上手くいきましたので共有いたします。
<script>if (location.host=='trick4pc.com') location.href='http://realtor-readyabooks.hatenablog.com/search?q='+encodeURIComponent(document.querySelector('#single_title h2').textContent);</script>
↑これを、ブログ記事の最初のほうに入れてください。
あ、ドメインは自分のに変えてくださいね。
動作サンプルは、こちら。
trick4pc.com
javascriptでそのページのタイトル文のブログ内検索に移動をさせるものです。
大したことはしていないので、はてなブログ以外でも、少し手を加えれば使えると思います。
もちろん、この程度のスクリプトなので、あちらが気づいたら対策を取られると思います。
また、ブログ記事に直接書かなくてはいけない(デザイン設定などではRSSなどに反映しない)ので、いちいち面倒です。
こんな反撃方法もあります。
以下の手順です。
- クソ記事を書きます。
- マネーフィードに取り込まれたことを確認し、クソ記事を消します。
- すぐにゴミ箱から記事を復元します。
- すると、マネーフィードでは同じ記事が複製されているので、また記事を消しゴミ箱から復元し……を繰り返します。
- マネーフィードがクソ記事でまみれます。
いかがでしょうか。
追記
なんだか、私のブログのフィードを読まなくなってるかも?